数値と文字列
簡単にいうと:見た目が 123 でも、Excel内部では「計算できる数字」と「文字として保存した123」は別物として扱われることがあります。
技術的な名称:データ型の違い(number / text)
初心者向け
専門用語を知らなくても診断結果を理解できるように、まず「何が起きているか」を説明し、その後に技術的な名称を示します。
簡単にいうと:見た目が 123 でも、Excel内部では「計算できる数字」と「文字として保存した123」は別物として扱われることがあります。
技術的な名称:データ型の違い(number / text)
簡単にいうと:ABC123 と ABC123 は、最後の空白が見えにくくても別の文字列です。日本語入力では全角スペースが混ざることもあります。
技術的な名称:半角スペース U+0020 / 全角スペース U+3000
簡単にいうと:WebページやPDFなどからコピーしたとき、普通の空白そっくりの別の空白文字が混ざることがあります。見た目ではほぼ判別できません。
Data Match Doctorでは、診断画面上でこの文字を [特殊空白] と表示します。
技術的な名称:NBSP(ノーブレークスペース) / U+00A0
簡単にいうと:文字として存在しているのに幅がほとんどなく、画面上では見えない文字です。コピー&ペーストなどで意図せず混ざる場合があります。
代表例:ゼロ幅スペース(ZWSP / U+200B)、BOM系文字
例:U+200B(ゼロ幅スペース)、U+200C/U+200D、U+200E(LRM)、U+200F(RLM)、U+2060、U+FEFFなど。LRM/RLMは文字の表示方向を制御するためのマークで、見た目では気づきにくいことがあります。
簡単にいうと:Unicodeで各文字に割り当てられている識別番号です。見た目が同じように見える文字でも、コードポイントが違えばコンピューター上では別の文字として扱われます。
例えば、半角スペースは U+0020、特殊な空白(NBSP)は U+00A0、全角スペースは U+3000 です。
Data Match Doctorでコードポイントを確認すると、「見た目では分からない文字の違い」を特定できます。
表記例:U+0041 は英字 A、U+3042 はひらがなの「あ」を表します。
簡単にいうと:セル内改行やタブが値の中に残っていると、画面上では同じように見えても比較結果が一致しないことがあります。
技術的な名称:制御文字(TAB、CR、LFなど)
簡単にいうと:「が」のように見た目が同じ文字でも、コンピューター内部では1文字として保存する方法と、文字+濁点の組み合わせで保存する方法があります。
技術的な名称:Unicode正規化、NFC / NFD
簡単にいうと:ABC と abc の違いです。利用するシステムによって、大文字・小文字を同一視する場合と区別する場合があります。
Excel検索の注意:通常のVLOOKUP/XLOOKUPでは大文字・小文字だけの違いは区別されません。EXACTなど大小文字を区別する比較では差になります。
簡単にいうと:ABC123 と ABC123 は見た目が似ていますが、別の文字です。
技術的な名称:文字幅の違い、Unicode互換文字
Data Match Doctorは文字そのものを厳密に比較するため、全角・半角の違いを差異として表示します。
一方、Microsoftの案内ではXLOOKUPの検索値は全角・半角、英字の大文字・小文字を区別せず同じ値として認識します。XLOOKUPのエラー原因を調べる場合、これらの差だけで原因を断定しないでください。
簡単にいうと:カタカナ と カタカナ は別の文字列です。コードや固有名詞では勝手に変換しない方が安全な場合があります。
簡単にいうと:00123 と 123 は数値としては同じでも、商品コード・社員番号・郵便番号などでは別の値として扱う必要があります。
簡単にいうと:Excelでは、見た目が 2026/08/12 でも「日付として保存されたセル」と「文字として入力された2026/08/12」は内部の保存形式が異なります。
Data Match DoctorはXLSXファイルではセルの保存形式も確認し、同じ日を表していても日付セルと文字列が混在している場合に原因候補として表示します。
日付の書き方や保存形式は業務上の意味を持つ場合があるため、自動修正はしません。
技術的には、Excelの日付は通常、数値(シリアル値)と日付表示形式の組み合わせで保存されます。
簡単にいうと:12 と 12.0 のように、数値としては同じでも文字列としての書き方が異なるケースです。
簡単にいうと:画面上では同じ桁数に丸めて表示されていても、内部にはごく小さな差が残っている場合があります。
技術的な名称:浮動小数点、丸め誤差
簡単にいうと:-、マイナス記号、全角ハイフンなどは見た目が似ていますが別文字です。Data Match Doctorは日本語の長音記号「ー」をハイフンとして自動変換しません。
簡単にいうと:「〜」と「~」のように、非常によく似た波線でも内部では別の文字になっている場合があります。
技術的な名称:波ダッシュ U+301C / 全角チルダ U+FF5E
簡単にいうと:Unicodeには互換変換をすると同じ形に寄せられる文字があります。ただし意味まで同じとは限らないため、Data Match Doctorは自動修正を控えます。
技術的な名称:Unicode互換文字 / NFKC